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新型インフルエンザとの関係

新型インフルエンザのパンデミック

現代の社会において脅威が、迫って来ています。
それは、新型インフルエンザによるパンデミックです。

現在、日本ではこの問題について深刻には扱っていません。
医学が発達した今なら、どんな流行病でも自分のところまでは届かないという間違った認識がなされているからでしょうか。

しかし、実態は違います。
2005年に東南アジア諸国で鳥インフルエンザがパンデミックを起こして以降、新型インフルエンザは着々と猛威をふるっています。
近い将来、ペストと同等の脅威を世界にまき散らかす可能性を私達は決して否定できません。

それにも拘らず、その為の対応策は、現在の日本で語られる事はほとんどありません。
メタボリックシンドロームも脅威ですが、この問題に関しても、同様の力を注いだほうがいいかもしれません。

新型インフルエンザは、私達の目の届かないところで確実にその脅威を強めています。
パンデミックによる世界的なパニックが訪れる前に、最大限の対策を練って欲しいです。その為に知恵を出し合って、皆で対抗をしていけるような環境を整えたいものです。


新型インフルエンザとインフルエンザ・パンデミック


新型インフルエンザという言葉は良く耳にする機会があります。
その定義に関しては今ひとつ定かではない、という人が多いのではないでしょうか。

新型インフルエンザの定義としては、2004年に厚生労働省が発表した「新型インフルエンザ対策報告書」によると、ヒトが過去数十年の間に経験した事のないHA、NA亜型のウイルスが流行し、ヒトに伝播して行く状況の事を指すようです。
つまり、大多数の人にとって未知のウイルスである事が前提です。

そして、その新型インフルエンザが人間の世界の中で急速に広まり、世界規模の大流行に発展した場合に、インフルエンザ・パンデミックという言葉を用います。
厳密には、WHOの定義している警告フェーズの6をもってパンデミックと呼びます。
便宜上世界的な流行病をそう呼ぶ事が多く、インフルエンザ・パンデミックの事を単にパンデミックと呼ぶ場合もあります。

インフルエンザ・パンデミックの恐ろしいところは、感染スピードの驚異的な速さに対し、対抗手段がどうしても後手後手に回ってしまわざるを得ないところです。
新型インフルエンザは現存の薬では効果がないので、新しい薬を開発しなければなりません。
それにはかなりの時間を要します。
よって、特効薬などなく、対処法は少しでも症状が軽減できるような小さなものに限られてきます。
それすらままならないというのが実情です。

インフルエンザ・パンデミックに対する日本人の関心は、欧米諸国と比較してまだかなり低いと言えます。
それは、鳥インフルエンザが大々的に報道されて数年が経過した今も、あまり変わっていません。
この意識を変えていくのは、容易ではありません。
それでも、変えなければならないのです。


現代社会におけるパンデミック


現在、世界は様々なネットワークを構築し、その移動手段、通信手段は数十年前と比較して飛躍的な広がりを見せました。
社会的な通年もそれに伴って大きく様変わりし、文化そのものすら変化したといえるくらい世界は大きく動きました。

それは医療の世界も同じで、外科、内科共に凄まじいスピードで進歩を見せ、かつては不治の病と呼ばれた病気でも、今では確実に治せるようになったという例は、結核をはじめ多数に上ります。

かつて、ペストやスペインかぜなどのパンデミックによってとてつもない数の人口を失った時代がありました。
今ではもう過去の話として語り継がれ、現実味を帯びないものとして認識されています。

つまり、現代社会ではそのような事は起きないという考えが当たり前になっています。

それも仕方ない話で、現代社会において、どこかでパンデミックの予兆があった場合、その情報はリアルタイムで世界各国に届けられ、WHOを筆頭にすぐ現地の封鎖を断行するというシステムが確立されているのです。一つの病原菌が世界を揺るがすという事態には発展しないというのがここ十数年の常識になっています。

では、現代社会ではもう以前のような世界規模の感染爆発、つまりパンデミックは起こらないのでしょうか?

いいえ、起こり得ます。

交通機関の発達は、同時に感染拡大の危険性を増加させました。
どれだけ封鎖を徹底しても、感染が広がる可能性をゼロにはできません。

まして、近年では動物からヒトへの感染が確認されています。
特に、食料として扱われる牛、豚、鳥などが感染した場合、それが日本にやって来て、人に感染する可能性はきわめて高です。
実際、鳥インフルエンザの脅威は記憶に新しいです。

現代社会は、パンデミックを無視することなどできないのです。

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